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竹補助事業_特用林産振興対策

 林野庁補助事業    令和元年度  林業成長産業化総合対策補助金等
木材需要の創出・輸出力強化対策のうち
木材のマテリアル利用技術開発事業

 
         「竹のマテリアル利用に向けた効率的な竹材生産技術の開発」
        成果のご紹介

 

目的

 竹はバイオマス利用等の新たなマテリアルとしての利用拡大が見込まれている一方、伐採や搬出に係るコストが高いことにより利用が進まず、多くの竹林で荒廃が進んでいます。
 竹林の持続的な利用を推進するため、竹材のマテリアルとしての利用に着目し、その供給力の向上による未利用竹材の有効活用等の検討を進めて参りました。平成28年度は、まとまった面積で分布するマダケやモウソウチクの簡易的な分布及び立地状況の把握手法を開発しました。平成29年度は竹専用伐採機の改良及び実証試験を行い、平成30年度は竹資源の持続的な利用を検討されている都道府県や市町村等の林務担当者や竹林伐採事業者向けに「竹林利用の手引き2018」を作成しました。
  令和元年度の成果としては、竹林が小面積で分散している場合の資源利用の工夫や仕方について検討し、どのように伐採・集材・素材生産を効率化し、高付加価値化が図れるかを比較検討し整理しました。
 
      


今年度の概要とポイント

 新規事業者等が竹材生産に早やかに取り組めるように、伐採前に行うべき条件整備にはどのようなものがあり、どのように実施すべきか等を検討しました。H30年度作成の「フロー」に基づいて「手引き書2018」及びを参考としながら、モデル地域において実証試験を行い、自走式小型粉砕機を利用した場合でのオンサイトチップ化の調査・検証を行い、竹資源の持続的な利用を検討しました。
  
 
写真左:自走式小型チッパーを用いたオンサイトでの微小チップ生産試験。
右:微小竹チップ。敷料、堆肥、土系舗装、土壌改良剤等、様々な用途の高付加価値化素材として近年注目されている 。

 PDFダウンロード:
      

 

3、お問い合わせ先

(一社)日本森林技術協会 森林情報グループ(担当:金森、郡、新妻)
  〒102-0085 東京都千代田区六番町7
  TEL:03-3261-5409(ダイヤルイン) FAX:03-3261-6849
  Email: m_kanamori※jafta.or.jp(金森)

      ※本ホームページでは,メールアドレスの@を,※にしてあります。
    誠にお手数ではございますが,@に変更して送信をお願いします。
   

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