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国際協力支援 −緑豊かな地球環境のために

 今、熱帯林は2000年以降、毎年520万haが減少していると推定されています(FRA2010,FAO)。これは熱帯諸国民の生活をおびやかすばかりでなく、地球環境にも影響を及ぼし、この事態を緩和するために、わが国でも国際協力機構(JICA)を中心に、温暖化ガス排出削減等の気候変動対策に取り組む途上国等に対し、一層強力に進められるようになってきました(UNFCCC-COP15)。

 日林協は、“みどりの国際協力”の草創期からこれに参画し、多くの国々での森林資源の維持・造成等に携わってきました。

 現地国の事情や森林の状況を把握し、各国語にも通じた技術者の養成を図り、これまでに、専門家や技術者の派遣、各種調査・プランづくりを行ってきました。海外からの研修員の受入れは約60力国に及び、わが国でも有数の実績をもっています。
  
 
当協会の国際協力実施状況
(クリックで拡大)

CSR等による植林活動の社会貢献をご検討中の皆さまへ

ベトナムの森づくりにご協力いただけませんか?

ベトナムの23の地方省が作成するそれぞれの植林計画を実現するために、財政的支援をお願いできるパートナーを探しています。
私たち一般社団法人日本森林技術協会とOPMAC株式会社は共同して、ベトナムでJICA(独立行政法人国際協力機構)の「造林計画策定・実施能力強化プロジェクト(略称FICAB-II)」の活動を実施しています。 本プロジェクトは、ベトナムの23の地方省の林業担当職員を対象に植林計画をつくる能力向上を行うものです。本プロジェクトにより23の地方省では、それぞれの省で植林計画のF/S(実行可能性調査)報告書を作成中です。それぞれの植林計画を実行するための資金を供与いただけるパートナーを探しています。ご関心のある方は、こちら



途上国におけるREDD+体制の整備

  地球温暖化・気候変動対策の一環として、熱帯地域の森林減少を抑制することで二酸化炭素の排出を削減する(REDD+)が、経済的に最も効率的であるとさ れています。そのための資金調達を含む世界的な仕組みの構築が、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)のもとで毎年開かれる、締結国会議(COP)にお いて議論が進んでいます。

 日本においても低炭素社会の構築など、積極的な関与が表明され、日本国の環境プログラム無償資金協力や国際協力機構(JICA)を通じた技術協力が行われています。

  熱帯地域の途上国でも、それぞれの国々がREDD+に向けた新たな仕組みの構築が求められています。私たちは、JICA及びJICS(国際協力システム)を通 して森林減少・劣化を正確に計測する森林調査とともに、国レベルで報告する体制構築に向けた技術協力に力を入れています。


 また、途上国におけるREDD+の体制構築に向けて、日本独自のシステム構築が求められています。

  私たちは熱帯林を対象としたリモートセンシング技術の活用、全国レベルのインベントリーシステムの構築、新たな森林調査技術、森林情報データベース構築など、一連のシステム構築に向けたマニュアル作成等にも積極的に参画しています。そのための技術者養成を目的とした、講習会の開催のお手伝いもしています  (→REDDプラスに係る森林技術研修プログラム開発
ベトナム国気候変動対策の森林分野における潜在的適地選定調査より


 
環境プログラム無償「森林保全計画」:
コンゴ民主、ガボン、カメルーン、ラオス、
タイ、パラグアイ他
   
REDDプラスに係る、衛星画像を活用した森林炭素蓄積変動解析


住民参加型の森林回復と地域振興のための森林管理

 熱帯地域を含む途上国では、人口増加・焼畑移動耕作・薪炭材採取・過放牧・森林火災・無計画な伐採等により森林面積が減少しています。その結果として、 地域住民が活用可能な水、木材、燃料、食料などの自然資源が枯渇し、生活の基盤となる飲料水や食料供給の不安定化をもたらしています。

 これらの問題に対処するため、途上国では国家レベルの森林政策を策定し、自然資源を持続的に活用して、雇用の創出や収入の安定を図りつつ、持続的に森林の保全・管理を目指す政策を推進しています。

 しかし、これらの計画を具体的に進めるためには、地方レベルを含めた具体的な実施体制や、住民参加による森林管理に多くの課題を抱えています。

 私たちは、生物多様性の保全を踏まえた、木材資源の増殖と森林回復、非木材林産物(NTFP)活用などによる森林資源の持続可能な有効利用に向けて、多くのセクターを包含した総合的な技術協力プロジェクトを推進しています。

○ ニューズレター「コモエの森からの恋文」を発行しています。

 



 
  
ブルキナファソ国コモエ県における
住民参加型持続的森林管理計画


  
ブルキナファソ国における苗木生産支援
 
 
泥炭湿地林周辺地域における火災予防のためのコミュニティー能力強化(インドネシア国)
 
参加型森林・草地管理(イラン国チャハールマハール・バフティヤーリ州)

 
 
土壌保全林及び水源涵養林造成事業(中国河北省張家口市赤城県)

 

途上国の森林技術者の研修

 私たちは、国際協力機構(JICA)が行う森林分野の集団研修並びに個別研修(技術協力プロジェクトのカウンタパート、開発調査のカウンタパート)の研修生の受入れ、技術指導を行っています。

 今までに受け入れた研修員は、アジア、アフリカ、中南米を含め総数60ヶ国に及んでおり、研修受講者へのニュース配信サービス等も行っています。

 このように、途上国の森林技術者との交流、技術指導などの人材育成に貢献しています。
 
  
コンゴ盆地周辺国森林保全研修

  
参加型アプローチによる流域保全研修
 
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