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協会が行っている事業

 〜SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成のために〜

 協会は、日本の森林、世界の森林を保全し、林業を支え、発展させるため、国内外において、国等から委託を受けるなどして森林・林業に関する幅広い調査や研究開発を行っています。
 私たちの活動を継続的に強化することにより、SDGsのビジョンである持続可能な社会の構築を目指します。
当協会のSDGs達成に向けた取り組みは、外務省Webサイト*でも紹介されております。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/case/index.html
*:当該サイトは令和4年3月31日をもって閉鎖されました。
 

SDGsとは
 2015年9月、国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催されました。
 その成果文書として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が加盟193ヶ国の全会一致で採択され、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」が掲げられました。
 SDGsは17の目標と169のターゲットから成り、2030年までにこれらの目標を達成するために、企業の参画・貢献も期待されています。



私たちの取り組み

森林技術の奨励や普及、森林系技術者の育成に取り組んでいます

技術奨励・普及事業/森林系技術者養成事業 

 森林・林業の再生・発展には、森林に関する科学技術の向上や普及、森林系技術者の確保など、その基盤づくりが欠かせません。
 私たちは、研究・技術開発の奨励、技術の普及・啓発や、毎年2百人規模の専門技術者の養成に取り組んでいます。わけても林業技士は、1978(昭和53)年の制度創設以来、養成した技術者は14千人に上り、全国の林業経営や森林整備の現場を支え、持続可能な森林の管理経営に貢献しています。
優れた森林技術貢献や学生技術論文の表彰
●役職員を各種講習会・研修会に講師として派遣
●会誌「森林技術」(月刊)の発行など
林業技士 (8部門)及び森林情報士(6部門)の養成、資格認定など


持続可能な森林経営をサポートし,資源の循環利用、地域の振興に努めています
林業経営事業/森林認証事業/CW法登録実施事業

 国土の保全、地球温暖化の防止、水源かん養などの多面的機能の発揮が期待されている森林を守り育てている林業経営を成り立たせ、元気にしていくことが重要です。
 私たちは、持続可能な森林経営を支援するとともに、バイオマスエネルギー利用の促進など「森林資源の高度利用」を提案し、推進することで、持続可能な森林の管理経営に貢献しています。
「持続可能な森林経営」への技術的支援
地域の「バイオマスエネルギー資源」活用の提案、推進
登録審査機関として、森林認証(SGEC/PEFC)の審査・登録
登録実施機関として、CW法に基づく審査・登録



貴重な森林生態系を守り、次世代に伝える取り組みを続けています
森林保全事業/保全管理事業

 我が国の多様で豊かな森林生態系は、次世代に伝えるべき貴重な財産です。しかしながら、開発圧力はもとより、管理放棄や放置による劣化・減少、近年では地球温暖化等気候変動による環境変化や災害など様々な脅威にさらされています。
 私たちは、研究者等と連携して希少動植物の調査等を行い、現状の評価や保全施策の提案を行うとともに、森林生態系の保全、脅威の排除等の事業に取り組み、生物多様性の保全に貢献しています。
●小笠原諸島、屋久島等世界自然遺産地域の森林生態系のモニタリング、希少種の保全、外来種の駆除、在来種による森林の修復など
●猛禽類等希少野生動物種の生息状況等調査など
●生態系に脅威を与える種の生息状況等調査、個体数調整など生物多様性保全のための取り組み
 


森林地域でのライフラインなどの整備と環境の保全との両立を図る取り組みを続けています
保全管理事業/林業経営事業

 人間の活動は必然的に環境にインパクトを与えます。国民の安全で快適な生活を維持するのに必要なライフライン等の整備と環境保全との調和を図ることが欠かせません。
 私たちは、森林生態系に関する幅広い知見と技術を活かして、森林地域での様々な開発や整備の事業と森林環境の保全との両立を提案することで、森林生態系の保全に貢献しています。
●発電施設や送電線の整備等に伴う環境影響の調査や評価
●開発行為に伴う猛禽類等の生息環境への影響調査など
●道路建設に伴う動物行動への影響調査、移動路整備対策など
 


森林に関する多様な情報を収集・解析・評価する技術を高め、成果を還元しています
森林情報事業/林業経営事業

 自然の遷移に加え、災害、大規模な森林火災や持続可能性のない開発はもとより、地球温暖化などによって森林環境は変容していきます。その情報を最新の衛星情報やドローンを利用して効率的・効果的に収集・把握し、解析して今後に役立てていくことが重要になっています。 
 私たちは、我が国の森林航測技術のパイオニアとして、森林リモートセンシングや森林GIS等の技術はもとより、情報の解析・評価手法の高度化を図るとともに、その成果を還元することにより、気候変動対策に貢献しています。
●衛星やドローン空撮の情報を解析して行う森林の生育状況等の解析や評価
●吸収源としての森林のCO2吸収量の把握と評価
 


JICA等との連携の下で、<みどりの国際協力>を推進しています
国際協力事業/森林情報事業

  世界全体で、砂漠化や森林の減少を止め、森林の持続可能な経営を確立し、土地劣化を防止、回復し、生物多様性の喪失を阻止することが喫緊の課題となっています。これらは特に、開発途上国において貧困層を含めた質の高い成長を実現するためには、不可欠な条件です。
 私たちは、(独)国際協力機構(JICA)が進める<みどりの国際協力>に参画し、アジア、アフリカ等多数の国々で森林資源の維持・造成等の取り組みを支援し、気候変動対策、生物多様性保全や森林生態系サービスの保全等に貢献しています。
●途上国がパリ協定等の国際約束を実現するための持続可能な開発計画や気候変動対応に関する政策の策定支援など
●森林生態系のサービスの保全、回復及び持続可能な利用のための制度や計画作成、事業活動の展開など
●森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、新規植林を増加させる取り組みなど
●熱帯林の違法伐採監視やREDD+実施能力の強化のための支援など
●以上の取り組みに必要な森林情報技術や森林造成技術にかかる研修員の教育訓練など
http://www.jafta.or.jp/contents/jigyo_consulting/4_list_detail.html




日本SDGs協会 https://japansdgs.net/
 

日本森林技術協会の事業

普及事業
  −森林技術の普及・奨励

 

コンサルティング業務
 −森林・林業・自然環境に係わる調査・研究

● 会員サービス (入会案内はこちら
 会誌「森林技術」の頒布、森林ノート、当協会製作図書等の販売
 
技術開発の奨励
 コンテスト等公募事業、講習会等の開催

● 森林系技術者の育成及び資格認定
  林業技士森林情報士
  林業経営の基礎となる山林の実態を知るために

生物多様性と森林生態系の保全・管理のために


環境の保全と災害の防止を図るために

最新の森林情報の活用 −適切な森林管理のために

国際協力支援 −緑豊かな地球環境のために


 
   

最近の事業実績例

     竹補助事業_特用林産振興対策

 無断伐採の把握体制の整備

● スマート林業構築普及展開事業

● ICT生産管理推進対策(標準化事業成果報告

● 国際協力関連(→国際協力支援のページへ)



     




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