会誌「森林技術」

No.1004

2025年 12月 10日 発行
○表紙写真○

森林エリアネットワークの実証フィールドからの眺め
(北海道大学和歌山研究林(和歌山県東牟婁郡古座川町))
塚田晃司 氏撮影

 森林エリアネットワークの実証フィールドを古座川町にある北海道大学和歌山研究林内に設置しています。町名になっている古座川の支流の上流部に位置し、非常に急峻な山間地です。周辺一帯は携帯電話もサービス圏外となる場所が多いのですが、この写真の場所は森林エリアネットワーク経由でインターネットに接続可能です。 (撮影者記)
No.1004

 
目 次
 
●論 壇  山岳・中山間におけるスマート林業を支える通信インフラ
      ─安全・効率・未来をつなぐ               原田博司        2
 
●特 集  山岳・中山間地域を支える通信インフラ
 
      森林地域の情報通信インフラ
      「森林エリアネットワーク」の構築と実証実験       塚田晃司        8
 
      伐木現場の安全確保に向けた無線警報システムの活用    山田容三       12
 
      衛星通信と低消費電力無線LANによる
      不感地帯解消とコミュニケーション支援          山内裕治       16
 
      独自LPWAで実現する自営IoT通信インフラ
      持続可能な地域づくりに向けて              藤本晶史       20

 
●本の紹介
 28 国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用
   福田 淳
 
 29 これからの森林学入門
   小山泰弘
 
●統計に見る日本の林業
 30 木材自給率の動向
   林野庁
 
●トピック
 31 改正クリーンウッド法施行に関する林野庁の取組
   林野庁木材利用課
●連 載
  7 答えは山にある[3]
   地域の自治を担う「役」
   赤堀楠雄
 
 24 分け入っても分け入っても青い山[29]
   ウラギンシジミ狂想曲
   佐々木知幸
 
 26 産業界とともにめざす森林再生の未来III[53]
   2.林業DX(デジタルツイン)の推進
   (2)森林境界明確化の加速と森林所有者支援
   今井靖晃
 
 
 
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