会誌「森林技術」

No.881

2015年 8月 10日 発行
○表紙写真○

『校倉式木製床固工』
(秋田県由利本荘市)
佐々木貴信 氏撮影

 木製堰堤(床固工)の建設は全国的に見られ,国産材の需要拡大に貢献している。木製堰堤にはいくつか形式があるが,校倉式ダムは,東京農工大学 石川良治教授らが産学官の連携で研究開発し実用化されたものであり,近年施工実績を増やしている。
No.881
                         
 目    次
 
論 壇        木材情報の重要性〜木造建築物建設の課題〜
飯島泰男  2
 
特 集        木材利用促進のために
 
           流通材による中大規模木造建築物
大橋好光  8
 
           土木分野における木材利用の拡大
今村祐嗣 12
 
           国産材・地域材を内装材として利用するために〜課題と取組〜
飯倉大貴 16
 
連 載        菊ちゃんの植物修行II 奮闘的ジャーニー3
           渇望の翁草(前編)
           〜鬼怒川畔のオキナグサ自生地より〜
菊地 賢 20
 
連 載        山を考える日々
           (1) 掛け替えのない木
宮本良治 22
 
統計に見る日本の林業  製材業の状況
林野庁 23
 
連 載        産業界とともにめざす森林再生の未来 第15話
           株式会社竹中工務店
           耐火集成材「燃エンウッドR」で都市に大規模木造建築物を実現
水谷敦司 24
 
本の紹介      自然観察ガイドブック 野幌自然休養林―森へのいざない
小野寺弘道 26
 
          絵でわかる樹木の育て方
岩谷美苗 26
 
報 告        日本森林技術協会 第70回定時総会報告
28
 
ご挨拶       新任のご挨拶
福田隆政 38
※理事長の名前の「隆」の字は正しくは生の上に一が付きます。
 
↑ページのトップへ戻る