会誌「森林技術」

No.885

2015年 12月 10日 発行
○表紙写真○

ノンフレーム工法を施工した治山事業地
(岐阜県郡上市)
日鐵住金建材(株)提供、 非撮影

 現場は了泉寺背後の森林を含むお寺の環境を保全するための斜面対策としてノンフレーム工法が施工された。施工後6ヶ月時は下層植生が成長していないが,3 年経過すると下層植生も成長し,元々の自然環境が保全されている(右下写真)。 (岩佐直人記)
No.885
                       
目    次
 
論 壇        森林環境を長期的に計測する〜課題と可能性〜
柴田英昭  2
 
特 集        観測・観察技術とモニタリング
 
           ニホンジカの被害や密度,行動を把握して対策を立てる
関根 亨  8
 
           リモートセンシング技術の組み合わせで崩壊危険地を発見する
            〜航空レーザー測量と干渉SAR 解析を用いて〜
戸田堅一郎 12
 
           ノンフレーム工法施工後20年経過斜面の調査結果
岩佐直人 16
 
連 載        菊ちゃんの植物修行II 奮闘的ジャーニー5
           J博士の来襲
           〜コメツガ蒐集・理論編〜
菊地 賢 20
 
連 載        山を考える日々
           (3) 野焼きと生物多様性
宮本良治 22
 
報 告        当協会はISO/IEC 17065(森林分野)の認定を取得しました
関 厚・宮部秀一 23
 
連 載        産業界とともにめざす森林再生の未来 第19話
           矢崎エナジーシステム株式会社
           「木質バイオマス」再生可能エネルギーの活用
山田昌宏 24
 
報 告        第5回 若手林業ビジネスサミット2015 in 京都
竹内優二 26
 
本の紹介      保全生態学の挑戦 空間と時間のとらえ方
郡 麻里 28
 
緑の付せん紙   「書誌の書誌」から「羅森盤」へ(日林協デジタル図書館)
吉田 功 28
 
統計に見る日本の林業  我が国の木材の供給
林野庁 30
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