平成19年度

「癒し」の交流拠点『ネバーランド』を生んだ「林業の村」の不屈のバイタリティ

●根羽村の『ネバーランド』

 南信州にある山間の里、根羽(ねば)村に、複合施設『ネバーランド』が誕生したのは、1996年(平成8年)のこと。
「ネバーランド」といえば、ピーター・パンの物語に登場する妖精が暮らす架空の国のことである。根羽村で『ネバーランド』とは、何とも見事なネーミングを考えたものだ。
 飯田市から、国道153号を南下して、根羽村に入るとすぐに『ネバーランド』が現れる。
「根羽村には、茶臼(ちゃうす)山高原や小戸名(おどな)渓谷など、多くの観光地もあるのですが、これまで観光の拠点となる施設がなかった。そのために、地元の商工会、森林組合、銀行、放送局、村が出資して第三セクター方式で設立したのが『ネバーランド』だったのです」
『ネバーランド』には広い駐車場が用意されている

『ネバーランド』には広い駐車場が用意されている

芝生広場へ階段状に降りるウッドステップ

芝生広場へ階段状に降りるウッドステップ

 こう語るのは、根羽村役場振興課林務係長の奥出俊一(おくでしゅんいち)さんだ。

●さまざまな交流を生むネバーランド

『ネバーランド』の広々とした施設内には、レストランや特産物、お土産を販売する「故郷じまん市場」、多目的ホールなどがあるほか、「豆富(豆腐)プラント」と「牛乳プラント」が併設されている。また、施設の奥の森には、『ファームイン根羽』という木造りのロッジスタイルの宿泊施設も備えられている。
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