平成19年度

秋の風物詩となった「アケビの里」村おこしを目指すIターン者の挑戦

天龍農林業公社の外観

天龍農林業公社の外観

100%ゆず果汁の製造・販売も手がける

100%ゆず果汁の製造・販売も手がける

 学生時代から山登りが好きで、よく信州を訪れていた男澤さんは、叔父さんが佐久市出身ということもあり、以前から漠然と「信州に住めたらいいな」と思っていたと言う。
「今度転勤になったら、子供が可哀想だな、と決心したのです。Iターン、Uターン専門の就職情報誌を読んで、この天龍村で人材を募集していることを知り、応募しました」
東京出身の男澤さん

東京出身の男澤さん

 広島の島育ちだった奥さんと、小学校と保育園の年長に通う2人の娘との4人暮らし。一昨年には、村に家も建てた。
「この天龍村は、平岡ダムの建設などで以前から村外から来る人が多かった。だから、外から来た人に寛大なメンタリティがあったようです。おかげさまで、村の皆さんと仲良く生活できていますよ」と男澤さんは笑う。

●村の役に立てるなら

 公社の従業員は、男澤さんを含め4人。ほかの3人のうち2人もIターン者で、もう1人は昨年4月に採用された地元出身者である。
 ほかに、草刈りや収穫時期などにあわせて、パートさんが20人ほどいる。
「この天龍村の最大の悩みが、遊休荒廃農地の問題。だから、公社の業務としては、そんな農地を利用して、お茶やウメの栽培、また、シイタケ栽培、6反歩の田んぼで米作りもやっています。それを含めて管理を請け負っている5町5反歩の田畑もあるんです」
ページトップへ
前のページに戻る