平成19年度

秋の風物詩となった「アケビの里」村おこしを目指すIターン者の挑戦

●遊休荒廃農地で「アケビ狩り」を

 静岡県と愛知県に隣接し、長野県の最南端に位置する天龍村――。信州でもっとも早く桜便りを伝える村として知られている。
 村の中央を天竜川が流れ渓谷を刻み、四方を山々に囲まれた人口約1,900人の山村である。
 この村では、9月中旬から10月上旬にかけて「アケビ狩り」が体験できる。
 アケビ(木通、通草)は、アケビ科の蔓(つる)性落葉低木で、秋に種子を包んだ果実が熟し、食用できる。古くから山遊びをする子供たちの絶好のおやつとして親しまれてきた。
 紫色の果実は、熟すと割れて、中から白い果肉が顔をのぞかせる。この果肉が半透明状になれば、食べごろである。  天龍村では、何か山間部らしい特産品が作れないかと模索した中から、アケビに注目。1985年に長野県の補助事業で、アケビの実験園をスタートさせた。その後、生産出荷していたが、1998年頃から、「アケビ狩り」の観光農園として再スタート。4年後の2002年には、天龍農林業公社が設立され、「アケビの里」の管理、運営をするようになったという。
9月中旬~10月上旬がアケビ狩りのシーズン

9月中旬~10月上旬がアケビ狩りのシーズン

深い山間にある天龍村の「アケビの里」

深い山間にある天龍村の「アケビの里」

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